ここ半年、Twitterの記事をやたらと目にする。最近ではTwitterがプラットフォーム化しつつあるみたいな論調も目立つ。
いろいろな論調の中でも、個人的には「リアルタイムにトレンドが分かる」というところに注目している。具体的に言うと、同じ業界にいる人たちをフォローしていれば、逐次関連する情報が逐次流れてくる。だれが何を気にしているのか、何人ぐらいが同じ話題に対して興味や反応を示すのか、これだけでも今まで見えなかったことが瞬時に見える訳だ。
Web業界ではこれまで、個人がblogで業界動向を編集し公開することで、情報のハブ的な役割を果たしてきた。そのおかげで有名になった人も多々いる。その情報を利用しようと多くの人がRSSリーダーを活用し情報を効率的に集めていた。しかし、Twitterのおかげでまた情報の流れが変わってきている。
トレンド全体はTwitterを流し読みすることで把握し、気になることを専門的に書いているblogで調べるといった流れが当たり前になってきている。もう既に自分なんかはそんな感じで生活している。
Twitterがもう一つ軌道に乗るには、きっとユーザーの探しやすさが改善されることかなと思ってる。今一歩誰をフォローすればいいのか、よくわからないというケースが多い。さらに、つぶやきは仕事的なことから個人的な状態まで様々な情報がリアルタイムかつ膨大に入力されているので検索することが難しい。同じような疑問を持っている人は多いだろうから、既に解決策となるようなサービスも出てきているのかもしれないから、これから探してみたいとは思う。