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最近、一つ気になっていることがある。それは、いろいろなWebサイトにあるバナーのこと。Flashのバナーが当たり前となってきているが、実はいまだにFlash Player 6 でのクリエイティブがレギュレーション化されたままだったりする。最新のFlashのバージョンは、昨年の秋頃、10が出て、もうだいぶ普及し始めているところだ。いい加減そろそろ進化してもいいんじゃないのかと思う。

ちなみに、Flash Player 8以上の普及率は、98%以上にもなっている。
Adobe – Flash Player Version Penetration
http://www.adobe.com/products/player_census/flashplayer/version_penetration.html

なぜ、過去のバージョンのまま固定されているのか、理由をいくつか挙げてみる。

まず、Webサイトの広告は、配信管理・効果測定などさまざまな機能をもった配信システム(いわゆる「アドサーバー」)を使って表示しているケースが多い。実はこれがくせ者で、Flash Player 6じゃないと動作しないものが多い。そして、二つ目の理由に、代理店からWebの媒体社にFlashバナーが渡る段階(広告として管理・配信する業務の段階)で確認等が難しくなってしまうので、低い簡単なレギュレーションで止めておきたい(管理しやすい状態にしておきたい)という点もあるだろう。同じ理由で複雑なスクリプトを含めたクリエイティブ自体が禁止されているケースも多いので、Flash Player 6でも十分というのが業界全般的な感じなのかもしれない。

ただ、それってWebらしくないのでは? と思う。もちろんFlash Playerの新しいバージョンの普及率が低いのならば、やむを得ないとは思うけど、上記に挙げたサイトの数字を見てもわかるとおり、かなりの普及率になってきている。新しいバージョンに対応すれば、表現できることも広がるわけで、広告としての存在感や価値を高めることにもつながるはずだし、悪いことではないはずだ。

全体としてのルールとしていったん定まってしまうと、なかなか新しいバージョンへ移行できない、少し前の印刷業界(IllustratorやPhotoshop、Quarkのバージョンが数年固定され、新しい環境にいつまでも移行できなかった)みたいな感じにならなければいいが。

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