高速料金が1000円になったせいなのか、GWさなかの深夜3時でも中央道のSAやPAは満車で停められない。昼間の混雑を避けたいというのはみんな同じ心理か。
Software’s version, odd or even
結構昔から言われている話らしいけど、アプリケーションは奇数バージョンがいいとか偶数バージョンがいいとか、「隔年説」があるらしい。そろそろいい加減、ないんじゃない?なんて思っていたけど、直近で2例ほど思い当たる。
一つはWindows VistaとWindows 7。結構IT系のサイトでも”企業のVista飛ばし”なんていう名称で親しみがある話も出てるぐらい有名だ。で、もう一つが発売直後からささやかに話題になっているAdobe CS4シリーズとCS3シリーズ。自分が特に実感したのが、Flash CS4。MacBook Air(初代)で使いたいと思えないレベルの挙動だったりする。一度Flash CS4でサイトを作るはじめたものの、いやになってCS3で作ることにした。そもそも、あんまりCS4のメリットを受けれるものを作る気がなかったというのもあるけれど、とにかく重くていやになった。Mac版だけかと思ってたんだけど、どうやらWin版も作り込んでいくと挙動が重くなるらしい。
ソフトメーカーにとってみれば、まだまだアプリケーションの販売のみでしか収入が得られないわけだから、細かくバージョンを刻む必要が出てくるのは十分理解できるけど、いつかは隔年説を解決してほしいとは思う。
Silverlight 3
つい先日のMIX09で発表されたSilverlight 3。H264とかキーワードが並ぶけど、個人的にはMacでも制作環境が用意されたことが気になった。
Eclipse Tools for Silverlight support for Macintosh
http://silverlight.net/GetStarted/silverlight3/default.aspx
個人的には歓迎なんだけど、このようなコードベースの環境をMacで用意したところで制作者側に普及すると思ったら大間違いだと思う。Flashがここまで普及したのはあくまでも最初が「アニメーションツール」だったからこそと僕は思ってるので。
それに、いまFlashでActionScriptをばりばり書いている人たちは、元々他のオブジェクト指向の言語で書いていたという人はそこまで多くない。むしろ、”ActionScriptで”覚えた人たちだ。それこそ中村勇吾氏とかの作り出すFlashの世界にあこがれて覚えた人が多いんだろうけど。別にC++とかをプログラムを専門にやってきた人たちではないから、.NETベースで簡単に開発できるとか言われても興味持たない。
Flashはアニメーションからちょっとプログラムができる人まで幅広く取り込んできた。Silverlightは起源からもやむを得ないんだけど、プログラムよりから出来てきたリッチコンテンツプラットフォーム。まだアニメーションよりの人たちを取り組めるほど幅広い仕組みにはほど遠い。
だからこそMacで制作できることをアピールするのならば、環境を用意したというだけではなく、アニメーションツールとして簡単に使えるという環境にしなきゃ制作者の人たちを取り込めないと思っている。
Microsoftはとりあえず製品を発表していろいろ他のプラットフォームのいいとこ取りしてシェアを拡大してくる”改善型”のビジネスのアプローチを取るのがもっとも得意。MacOSのGUIをパクってDOSから脱却してWindowsを普及したように、Flashからいいところをパクって.NETから脱却してくるのはある意味もっとも得意とするところだと思う。そういう意味では、ちょっと気が早いけどSilverlight 3の次のバージョンあたりが本当の本命なのかもしれない。
Flashがいままで以上に発達するためにも、Silverlightにはがんばって欲しい。競争相手がいない商品はろくでもない方向にしか発展しなくなるから。(結局、Flash擁護なエントリーになってしまった)
diary
このサイトの扱いをどうしようか迷い中。mixiにも日記書いてるから、あえてこっちで書かなくてもいい気がしてきた。
なので、もう少し、世の中に役に立つようなサイトに変えてみたいこの頃。
Japan Media Arts Festival
新国立美術館にメディア芸術祭を見に行ってきた。ミッドタウンでご飯食べてのんびりしてから、午後3時頃に着いたんだけど、結構混雑してた。待つこと20分、入場してからもも混んでてのんびり見れない感じ。
エンターテインメント部門の大賞がヤマハ「TENORI-ON」なんだけど、なんかふーんって感じ。単に”音”の分野は自分からするとずいぶん遠い世界のように思ってるからなのかも。手で触った物で音ができるという気持ちよさというのはなんとなく分かるんだけど。
あとWeb系だとthaのFONTPARK2.0とバスキュールのGyorolが入賞して、大きく展示されて人だかりができてた。特にGyorolは自分のケータイで参加できるから楽しそうにやってた。同時に20人ぐらいが魚釣ってたけど、全然反応悪くならないんだなぁ。
何はともあれ、ゆっくり見たかったけど、混雑ぶりに疲れてしまって、ちょっとしか見ないで出てきちゃいました。